重陽の節句に菊酒仕込む

花を使った手しごとは、果実や野菜を使った手しごととは違った華やぎがあり、いつもより心が弾みます。

 

9月9日、重陽の節句に、4~5軒探してやっと入手できた菊花を、アルコール度数35°のホワイトリカーに浸けました。

 

詳しいレシピは、季節手しごとの8月の1番下の記事をご覧くださいませ。

 

(これは、2020年に書いたものですが、今年は、菊花の出回るが遅かったのか、不作だったせいか、入手するのに苦労しました。

 

また、画像の菊酒はビンが小さいので、掲載レシピの半分の分量です。)

さて、菊酒のお味ですが、初めて菊酒を仕込み1か月後に出来上がった!と味見をしました際には、ホワイトリカーの風味がまだ勝っていましたが、

 

2か月待って味見をしましたら、熟成が進み、まろやかで何とも豊潤で上品なおいしい菊酒になっていました。

 

色も、ほんのり黄金色になり、縁起がいい感じです。

 

カンタンに作れますが、熟成に時間が長くかかります。

 

(楽しみが、2か月先になります。)

 

もし、菊花を見かけられましたら、菊花酒、作ってみるのはいかがでしょう。

 

残った菊花は、乾燥させれば長く美しいまま保存できますよ。

(季節の手しごとの9月に作り方を掲載しておりますので、ぜひ、ご参考になさってください。)

 

所で、美しい菊花をガクから外してホワイトリカーに浸けてると、あっという間にアクが出て茶色っぽく変色してしまいますので、がっかりなさらないでくださいね。

 

2か月後に、おいしい菊酒になるのですから。