お料理のこと

うつわにお料理を盛り付けてインスタグラムに投稿しておりますが、実は、お料理をしっかりと習ったことがありません。

(ですから、ちょっとドキドキしながら投稿しています。)

会社員スタイリストをしていた時に、お料理の先生に調理や盛り付けするところを見学させていただき、たくさん見取り稽古(?)をさせていただきましたが。

 

フリーになってからは、お料理の撮影後にレシピを書くこともあり、雑誌ではタイアップ広告の企画を担当してお料理も作るという少々無鉄砲な仕事もしました。

(その時に、見栄え重視で撮影をしてしまい、読者の方からクレームをいただいたことがあり、それ以降、レシピに沿って誠実に作るように心掛けています。)

 

20代後半でハム・ソーセージ製造販売会社に入社したのですが、研修でロールキャベツを作ったり、年末に巨大な冷蔵庫でおせち料理を詰める作業をしたりしました。

この時に、衛生管理についてしっかりと学びました。

 

この「ローマイヤ」という会社は、創業者がドイツ人でしたので、商品や品揃えにドイツ色が残っていましたので、ドイツ料理について少しだけ造詣が深くなりました。

最近、あまり見かけなくなってしまいましたが、本当に美味しいハムとソーセージで、今でも大大ファンです。

 

一人暮らしでも毎日食事を作っていましたが、本格的に料理をするようになったのは、やはり結婚をして主婦になってからです。

特に、結婚後は、あちこちに通って料理を作ったことが、料理のバリエーションが増えるきっかけになったと思います。

 

名古屋から東京に駆け付けて、夫の祖父に食事を作る機会があったのですが、「料亭のご飯のようだね。」と、とても喜んでもらえたことが嬉しく、素敵な思い出として心に残っています。

(褒めてもらうって、大事ですよね。)

 

夫や私の実家でも、料理をひたすら作りました。

お正月は、元旦におせちを携えて夫の実家に挨拶に行くことが習慣でしたので、おせちも必死で作りました。

(当時は少し苦痛でしたが、おせちを作らなくてよくなってみると、物足りなさを感じてしまいます。)

 

娘が幼い頃は、おともだちを招いて食事を振舞ったり、ご近所さんのお宅で料理を作ったりして親交を深めました。

 

現在は、ひとり暮らしをしていますが、健康のためと趣味を兼ねて、料理を作って楽しんでいます。

食べたものは、明日の自分を作ると考え、なるべく健康的なもので、旬の食材を使い、目にも楽しく、簡単でおいしいモノを心掛けています。

 

自由が丘でお店を運営していた時に、時々ワークショップを行っておりましたが、若い方が梅干し作りにご参加くださり、難しいと思っていたが簡単にできたと喜んでくださったことがあり、季節の手しごとなどもご紹介していこう!と強く思いました。

 

COCONでご紹介する料理は、本格的ではありませんが、ちょっとかわいくて、庶民的で、季節感を加えたおいしいモノをご紹介して参りたいと思います。

 

どうぞ宜しくお願い致します。