『クニエダヤスエSTYLE』のはじまりの はじまり
日本に初めてテーブルコーディネートを紹介し、テーブルコーディネーターの草分けとしても活躍された、クニエダヤスエさん。
クニエダさんは、コーディネートにとどまらず、うつわファンを増やしたいという想いから、若い方にも手が届く価格帯で、クニエダさんの価値観や好みを盛り込んだ商品作りをスタートさせました。
クニエダさん好みの染付や赤を使ったうつわ、モダンな印象のボーダーや、晴れの日を彩る吉祥柄のうつわ、そしてお手頃な漆器などのラインナップは、
クニエダさんが追求した『大袈裟でなくカジュアルでリラックスできる食卓』を実現させてくれて、使い勝手がよく、組み合わせて楽しく、手に馴染んで、収納しやすいという、長くご愛用いただける要素がたくさん詰まっています。
そんなクニエダさんの温かできめ細やかな想いを受け継いで、クニエダヤスエSTYLEのうつわを日々の食卓にお役立ていただけましたら幸いです。
＊『クニエダヤスエSTYLE』は、クニエダさん亡き後に、クニエダさんのご子息の奥様にあたるテーブルコーディネーターの佐藤富士子さんと、商品開発と販売を担当した(株)まるぶんさんとで名付けてスタートさせたブランドです。
ＣＯＣＯＮから
クニエダヤスエさんのオリジナル商品は、少なくなっているそうです。
現在、お取り扱いがある『朱渦碗の大・中・小』や『赤渦文５寸皿と３寸皿』などで、改めて貴重な商品であることに気付き、ＣＯＣＯＮでは、その良さや使い方を広く! 熱く! お伝えしていこうと思っております。
ぜひ、応援を宜しくお願い致します。
《クニエダヤスエさん プロフィール》
- １９３２年 東京麹町に生まれる。父は作家の邦枝寛二、姉はエッセイストで俳優の木村梢。 娘時代を神奈川県鵠沼で過ごす。
- １９５４年 文化学院デザイン科卒業。帽子デザイナーとして活躍する。
- １９５６年 写真家の佐藤明氏と結婚。アメリカやヨーロッパへ
- １９７８年 テーブルコーディネートを日本に広めたいとテーブルコーディネーターへ転身。雑誌や広告などで『テーブルコーディネート』というジャンルを広めながら、百貨店、ホテルなどで展示会やセミナーを開催、また、コンクールの審査員としても活動。
- １９９０年代 古伊万里の写しを作り始める。 ＮＰＯ法人食空間コーディネート協会 筆頭副理事長としてコーディネーターの育成や発展に力を注ぐ。
- ２０１１年 ３月 ７９歳で逝去。
