白磁菊割シリーズは、今から40年ほど前に生まれました。

当時の社長の発案で、窯元担当者と協議しながら詳細が決められ製品化されたそうです。

種類は現在の倍ほどもあったそうでが、使い勝手や価格などを考慮して、現在のラインナップになりました。

特に、後鳥羽上皇が菊を好み、ご自身の印として愛用されたそうです。

その後も、後深草天皇・亀山天皇・後宇多天皇が印として継承したことで、菊花紋が皇室の紋として定着し、大正15年に法令で「十六弁八重表菊」が正式に皇室の御紋章と定められました。

徳川の葵の紋は厳しく使用が制限されていましたが、菊花紋は自由とされたましたので一般庶民にも浸透し、和菓子や飾り金具などに使われて日本中に広まったそうです。

現在でも、不老不死、延命長寿、無病息災、邪気払いの意味がある縁起のいい文様とされて愛用されています。

白磁菊割シリーズは、有田焼の証である雪のように白く、そして滑らかな磁肌の魅力を最大限に引き出すために絵付けを施さない商品ですので、成型の際に出る鉄粉やくぼみなどの汚れやキズなどをごまかすことが出来ません。

加えて、うつわの素地は型で成型するのですが、そのままですと菊の花びら部分が厚くなってしまいその繊細さが表現できませんので、1点ずつ人の手で削って理想の薄さにしています。

製造工程は他の有田焼の商品と変わりませんが、このように手間が掛かりますので、完成までに1か月ほど時間を要します。

①アイテム数の多さ

直径8ｃｍの丸千代口（豆鉢）、直径10.5ｃｍの小皿、スイーツのもおすすめの平小鉢、1番人気の銘々皿、直径19ｃｍの和皿、エレガントな印象の焼物皿、いろいろお使いいただける直径19ｃｍの丼大、そして、直径24ｃｍの盛皿と、使い勝手の良い選りすぐり8アイテムが揃っています。

②薄手で軽い

1番小さな丸千代口は52ｇ、1番大きな直径24ｃｍの盛皿でも540ｇと、扱いやすい軽い作りになっています。

食器棚から出したり、洗ったり、戻したりが、ラクにできます。

写真の左は、一般的なうつわより薄くて軽い有田焼の豆鉢です。　

右は、さらに軽い白磁菊割の丸千代口です。

③料理を選ばす、幅広く使える

和食に限らずイタリアンやフレンチ、中華はもちろんのこと、かわいらしいスイーツまで、幅広くお使いただけます。

いろいろお試しいただくことで、自然とお料理のレパートリーも増えていくようですよ。

④重ねて使える

洋食器のように重ねて使用することができます。

組合せ次第で、一段と優雅で贅沢な演出をお楽しみいただけます。

⑤コンパクトに収納できる　

収納を考慮して、スタッキングききるように作られておりますので、コンパクトに収納場所できます。

また、重ねて収納している白磁菊割の姿も大変美しく、戸棚を開けるたびに心がときめくことと思います。

整理収納のアドバイザーもおすすめのシリーズです。

⑥料理をおいしく見せてくれる　

光沢のある美しい白磁がレフ板（光を反射させる板）の役割を果たしてくれて、いつものお料理をますますおいしそうに見せてくれます。

また、白磁菊割のお陰で、料理の腕が上がったとのお声も寄せられております。

⑦ロングセラー商品　　

長くご愛用されてきた商品ですので、使いやすさはお墨付きです。

そして、量産されている商品ですから、価格以上に高品質なお品をご提供できます。

また、いつでもお求めいただけますので、少しずつ買い揃えたり、ご家族がふえても、万が一割れてしまってもお買いたしいただけますので、安心してご多用いただけます。

⑧ギフトにもおすすめ　　

白磁菊割シリーズは、上品でシンプルなデザインですので、幅広い方々にご愛用いただけるシリーズです。

新生活を始められる方や、大切な記念のお品にもおすすめのシリーズです。

白磁菊割シリーズは、ここ最近、海外でも人気で、国外からのご注文も増えています。

もし、海外の方にプレゼントをお探しでしたら、有田が世界に誇る美しい白磁の白磁菊割シリーズをおすすめします。