撮影のこと

有難いことに、時々、商品の写真がきれいですね、とか、お料理の写真が素敵ですねとお褒めの言葉をいただくことがありますが、本格的に自分で撮影をするようになったのは、2020年12月頃からで、まだ、5か月足らずの経験でしかありません。

スタイリストを7~8年致しておりましたので、撮影の雰囲気は知っておりましたが、まさか自分でカメラのシャッターを切ることがメインの仕事になるとは思っておりませんでしたので、ライティングやカメラの使い方に関心を持つことはありませんでした。

 

以前は、カメラメーカーに勤務し、カメラフリークで週末カメラマンの娘が、商品写真やイメージ写真を一手に引き受けてくれたので、それに甘えておりました。

が、娘が独立することになり、撮影を自分でしなければならなくなってしまい、試行錯誤を繰り返しながら、日々、シャッターを切っております。

 

そして、まだ、時々ですが、カメラのモニターを覗くと、ハッとするほど美しい画像に出会えて、うっとりと見入ってしまうことがあります。

それは、うつわが美しかったり、カメラの性能が良かったりすることにあるのだと思いますが、そんな時は、本当に幸せな気持ちや達成感に浸ることができます。

(自己満足ですが)

 

ですが、現実は厳しくて、カメラの使い方が分からず冷や汗をかきながら厚い取説を読んだりネットで調べたりしているうちに、料理が台無しになってしまって再撮になってしまうこともあります。

 

また、いろいろなカットを工夫して撮影してみても、結局、最初に撮ったカットが1番自然に撮れていることも多く、何のための工夫と手間!と思ってしまいます。

 

娘の撮影の様子を見ていると、いとも簡単に一眼レフのカメラを持って、シャッターをパシパシ押して撮って行くのですが、初心者の私は三脚を立てて、カメラのモニターに必要なモノが入っているか?や、構図はいいか?ゴミや汚れがないか?明るさは?などなど、チェックすることが多いので、時間が掛かりますし手振れも心配で三脚なしでは撮れません。

 

まだまだ修行の毎日ですが、旬の食材などを使って料理を作り、それに合ううつわを選んで盛り付けをして撮影をするという作業は、とても楽しく大好きな時間です。

日々精進しまして、これからも皆様にいろいろな情報をご紹介できたらと思っておりますので、宜しくお願いします。